2017-01-01から1ヶ月間の記事一覧
ネオ・意識高い系の台頭 「敷かれたレールに沿って生きているのはカッコ悪い」 ブログの内容には様々な種類があるが、このような「意識高い系」をさらにこじらせた文言をよく見かける。 Wikipediaによれば「意識高い系」とは、‟自分を過剰に演出(いわゆる「…
なんとも陽気なタイトルであるが、私が体験したことをもとに、パワーハラスメントとは何か、なぜ起こるか、などをまとめておきたいと思う。 パワハラのはじまり 新卒で関西の企業に入社した私は総務部に配属され、新社会人生活が始まった。 4大卒の男性社員…
「男・女とはこういうもの」という固定的な性別の枠組み、ジェンダーステレオタイプ(性別固定観念)。 「プロポーズは男がするもの」といったように、私たちはそれを当たり前として暮らしているので、なかなかその存在に気づかない。 朝日新聞が先日「女子…
子どもの貧困。 今日本が抱える大きな問題の一つであり、近年流行している子ども食堂などの支援の輪が大きく広がっている福祉分野だ。 2年という短期間ではあるが、私も貧困世帯の中学生の居場所支援を行っていたことがある。 食事を満足にとることができな…
「弱さ」シリーズ。 最後は私がいかに自分の弱さ、自分の限界点に気づいたか、というお話。 以前貧困家庭の子どもの学習支援に携わっていた。 週に2回、まなび場に決まった子どもたちが集まりおしゃべりしたり、勉強したりしに来る。 ある男子中学生の学習計…
自分の弱さと向き合うきっかけとして、人との出会いについて書いてきた。 kainishii.hatenablog.com kainishii.hatenablog.com kainishii.hatenablog.com 出会った後気付く、自分と他者の違い。 そこで「自分の考えが全てに当てはまる訳ではない」と自分の限…
前回の記事では自分の弱さについて知るきっかけとなる「圧倒的な他者」との出会いについて、スポーツの強さを取り上げた。 kainishii.hatenablog.com しかし強弱だけが他者性の表れではない。 仙台市地下鉄勾当台公園駅の構内はとてつもなく長い。50mはゆう…
前回の記事で書いた自分の弱さ、つまり自分の限界点を知るためには、まず「他者と出会う」必要がある。 kainishii.hatenablog.com もちろん自分以外の人とは毎日のように会っているだろう。 しかしその相手と自分の価値観の違いなどを鮮明に感じることはあま…
2016年最大の気づきは、「弱さを受け入れること」の大切さである。 私を含むミドル〜ハイクラスの人間は普段、自分の周りをある程度自分の価値観に沿うもので囲んでいる。 気に入った服、好きな食べ物、仲の良い友人、そこそこやっていける職業。 つまずきこ…